ケイ・ティ・グループ合同研修(南支部企画) 《福祉用具・入浴介助・おむつ交換の基礎》

講師:湘南国際アカデミー江島先生、野口先生 介護ショップ・ケアサポート千葉鎗田さん、古山さん 各南支部事業所HRDSメンバー

7月11日(水)に行われた南支部の合同研修のご紹介です。今回の研修は、福祉用具の使い方、入浴介助・おむつ交換がテーマでした。

 

最初に、知っているようで知らない福祉用具について、弊社の福祉用具専門相談員が講義をしました。《ヘルパー資格の研修以来、車椅子をさわっていないけど、今後、車椅子を使うサービスに入るかも・・》という方だけでなく、ベテランさんも最新の福祉用具について知ることができ、非常に勉強になった様子でした。

次に、入浴介助とおむつ交換の基本を学びました。「なぜ入浴をするのか?」「緊張と血圧の関係」等々を湘南国際アカデミーの江島先生に講義していただきました。

 

実際のケースをもとに、先生方からアドバイスをいただきました。そして介助方法を実演していただく中で、各自、「自分だったら・・・」「こんなケースの時は・・・」と、現在担当している利用者様を思い浮かべながら、基本的な介助のポイントについて指導を受けました。

 

「人は、下から立ち上がる時に、真上に立ち上がるように介助するのではなく、前に行くように立ち上げるように介助する」「 目の前に物があると立ち上がれない」といったことや、「排泄がなぜ必要かを知り、排泄行為を理解し、介助すること」「おむつ交換のポイント・羞恥心への配慮とポイント」「漏れないオムツ交換のポイントやオムツの仕組み」といった内容について学ぶことができました。

 

講義を受けた後は、各チームに分かれ実践をしました。普段、聞けなかったことや不安に思っていたことなどを各グループで確認しあったり、学びあったり、情報交換も含め行いました。

 

また、もしもの疑問や先輩がサービス中に考えていること等をテーマにパネルディスカッションを行いました。

 

 

最後に、それぞれのチームで、尿の流れ方を踏まえたおむつの当て方や、体をベッド上で移動させる方法等を学びあい、新人ヘルパーさんは聞き足りなかったところを確認しました。

 

 

今回の研修は、盛りだくさんの内容になった為に、皆さんのアンケートからは、「もっと一つの項目について深く知りたかった。」「先生に教わりながら行うグループ演習の時間が多く欲しかった」「先輩の経験談が聞けて良かった」「最初は、不安だったけど参加してよかった」等々のご意見を頂きました。次回の研修に活かし、より良い研修にしたいと思います。次回の参加もお待ちしています。