ケアマネージャー

Hana花見川
宮本 敬子
ご利用者さま、そして市町村からも“頼られる存在”でありたい
ケアマネージャーは、ご利用者様の相談を受けて適切な介護プランを作成するだけでなく、その後もご利用者様の要望、体調の変化などを察知して、真っ先に対応する立場にあります。なので、常にご利用者様を見守っている存在として、ご本人様、そしてご家族の方から頼りにされるお仕事です。
また、独居のご利用者様の場合、ケアマネージャーは唯一ご本人様の様子を把握しながら介護事業者、医療機関などの調整を行える存在でもあります。行政機関や介護・医療サービスとご利用者様とをつなぐ唯一の存在として、重要な役割を果たす仕事であるという自覚をもって取り組んでいます。
“少しずつ”だけど“着実に”成長していく
この仕事では、介護保険制度だけではなく、障がい者支援、成年後見、生活保護といった制度も勉強して、それらを連携させて活用することで、ご利用者様にとってさらに充実したケアをコーディネートできるんです。初めは難しくても、周りの同僚や先輩から教えてもらいながら少しずつ技を覚えていって(笑)。あと、今の会社は看護師さんも多くいるので、医療知識について不安なことがあったらすぐに聞けるので助かりましたね。私は介護の仕事は15年間経験しているので、介護面での知識については自信がありましたが、医療面の知識については正直不安もありました。そんな時に、不安があればすぐに社内の看護師さんたちに聞くことができたのは私にとってとても恵まれた環境だったと思います。そのおかげで、ケアマネージャーとしては7年目になりますが、1年目とは仕事の質が段違いだと感じます。
教え上手な先輩として
私も今年、主任ケアマネを取得したので、今後は事業所の運営にも携わっていく立場になります。そんななか新人ケアマネージャーを見ていて思うのは、ケアマネージャーの仕事ってご利用者さまと1対1でご相談にのる場面が多いのですが、何か課題に直面しても1人で抱え込んでしまう人がいます。
でも、解決策を他の先輩や仲間たちが知っていることも多いんですよね。
わからないことや困難に直面したら、ひとりで悩まずチームで解決する、そんな一体感を持った職場作りを目指していきたいと思っています。